お御髪素麺の上手な茹で方(22/08/18)
■お御髪素麺の上手な茹で方
「お御髪素麺」を束ねて綺麗に茹でる際のコツをご紹介いたします。少々難しい(くっつきやすい)、コツのいる茹で方なので、こだわりが無ければバラで茹でることをオススメいたします。
⓪ まず、1袋は2食分ですので、すべて茹でるとかなりのボリュームになります。1食分であれば1/2袋、小食のかたは1/4袋を目安に茹でましょう。
① 商品パッケージの裏に「1食90gを束に」と書いてありますが、くっつきやすいためその半分量、1/4袋にあたる45g程度を一束とするのが好ましいでしょう。
② 束ね方ですが、糸で結わえるのはなかなか難儀ですので、一度輪ゴムで仮留めすると楽です。
糸で先端1㎝に満たない程度を、糸も抜けない素麺も解けない程度にふんわりと結びます。もちろん輪ゴムは忘れず外しましょう。
③ 茹で方ですが、たっぷりお湯を沸かすのは大前提。お湯が少ないとそのぶんくっ付いたり粘ったりします。
まず結わえた先を十秒ほど先に湯につけます。そうすることで素麺が膨らみ、結わえた部分が解けなくなります。
④あとは結わえた部分以外がくっつかないように、しっかりしっかりほぐしながら茹でましょう。
どうしても麺がくっつきやすくはなってしまう茹で方ですので、愛し子の御髪を梳る心持ちで丁寧にほぐし茹でましょう。
お鍋ではなく底の深いフライパンを使うと、くっ付いていないかどうかが見やすく、まだお湯の中でお御髪が千々に乱れる様子が観察でき、趣深いです。
⑤ あとは冷水でしっかり洗いつつ締め、結わえたところから形を整えれば出来上がりです。
結わえたところはくっ付いて食べるには適しませんので、目で楽しんだあとは切ってしまいましょう。
お御髪素麺を楽しんでいただければ幸いです。
今後とも鵠屋を宜しくお願い致します。